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株式会社エトワール様

何が原因か、どんなトラブルか相談する窓口がある。今まではその感性がなかった。

ITコンサルティングサービス、保守・運用サポートサービス・オンラインファイルサーバと、当社のサービスをマルチに活用。


株式会社エトワール様は、40年以上の歴史を持つアクリル加工企業である。モノ作りにこだわり続ける姿勢は、国内外の有名ブランド化粧品メーカーをはじめとするお取引先からの厚い信頼という形でも現れている。それらを支えるのは“職人”。その職人のパフォーマンスを余すことなく発揮させるために効果的なIT導入を目指す同社で、業務改革に積極的に取り組んでいる山本賢氏に話を伺った。

エトワール様ならではの業界的ポジションがある

― まずは御社の事業内容についてお話し頂けますか?

主に、アクリルを使った店頭に飾るディスプレイを扱っています。注文に応じてデザイン・制作・納品までを行います。

― オーダーメイドなんですね。

そうです。クライアント様から直接、あるいは代理店さんが間に入る場合もありますが、そこから仕事を頂いて、クライアント様が販売する商品に合わせたディスプレイを作ってそれをご提供している、ということを事業にしています。

― 1972年創業と伺っています。40年以上の実績ですよね。

ずっとアクリルに携わってきましたね。
今でこそスーパーに飾る台とかアクリルで出来てますけど、創業当時はアクリルを使った製品が世に出始めたくらいの時期だったらしいんですね。化粧品関係を中心に、ディスプレイ・・・と言っても当時は価格を示すようなプレート程度のものだったとは思うんですけど、段々と実績を積み重ねていく中でアクリルでディスプレイを作るようになっていった、ということですかね。

― やはり受注生産でないとお客様の希望に合うものはなかなか作れないのでしょうか?

世の中には既製品で商品力を売りにしている会社もあるかもしれませんが、僕らの場合は、お客様の商品をいかに活かすか、商品を売るための販促の一環としてその商品に合うディスプレイを求められてると思っています。

― 求められるのはオリジナリティというわけですね。

まずはITに関わる課題の相談から

― そんな実績を積み上げてきた御社ですが、その中で現在、山本様はどんなポジションでしょうか?

実は、入社して2年経ってないんですよ。
最初は仕事を覚える意味でも営業をさせて頂いてました。実際、僕が作るわけじゃないしデザインができるわけじゃないんですけど、ディスプレイをお客様に提供するためのやり取りを。その後、多少営業もやりつつなんですけど、今は会社づくり全般に取り組んでいます。

― そうすると、その一環として弊社にお声掛け頂いたということになりますか?

まぁ、御社のコンサルタントの方は以前から知っていたので、「手伝いに来てくれないか」っていうところからですかね。
この1年くらいかな、取り組んでいる中で「もっと効率化を図りたい」「システムを使えばもっと良くなる」と思える部分が僕なりに見えてきたので声掛けさせてもらって。

― 効率化について見えてきたという部分について、今現在、具体的にはどのように思い描いてらっしゃいますか?

日本の中小・零細企業は大体そうだと思うんですが、まだ紙と鉛筆の世界なんですよ。伝票一つとっても紙、お客様とのやり取りこそメールにはなりましたけどね。
製造業ってどちらかというとやっぱり昔から職人さん中心じゃないですか。“作る”からね。そういう職人さん側からすると「紙でもらわないと。そこに書き込んだりしながらでないと仕事が出来ないよ」っていうような、どうしてもそんなノリってあると思うんですよ(笑)
同じこの業界でも僕らくらいの規模あるいはちょっと少ない規模だと、多分そういうやり方がまだまだ主流なんだと思うんですよね。その職人さんたちの仕事を進めるにあたっても便利になるし、お客様とのやり取りにあたっても便利で早く対応出来るしという、システムで良くなりそうな部分が本当に結構あるんですよね。

― 効率化にあたってはシステム的なアプローチも必要だと。

もう一つは、やはりデータの蓄積ですね。書類でしか残らないので紙がどんどん溜まっていくわけですよ。で、お客様から「何年前の○○をもう一回欲しい」というような依頼があると、たまにしかないとは言えそこに戻らないといけないわけじゃないですか。紙を取っておくしかないっていう状態でやっていると、当然、事務処理も紙でごったがえしてくるということになるので。
やっぱりデータをちゃんと蓄積してすぐに引き出せるというところでもシステムは必要ですね。紙の束から探し出すのもとんでもない労力なので。1時間くらいかけて探していたのが、ちゃんとしたものを残しておけば10秒ですぐにパッと出せる、というようになりますからね。

― それでは、そのようなことをきっかけにお声掛け頂いてから今日まで、弊社コンサルタントからはどのような提案がありましたでしょうか?

提案としては、販売管理システムが検討の入口なのでそれについては僕の方から話をしていったんですけど、一方で社内のシステム関係ですね。メール一つとってもセキュリティの問題があるとか、サーバーも社内にあるんですけど「ここにホントに置いておいていいの?ここが燃えたら全部終わりだぞ。」というような危機感はあったし、僕自身も感じていたものの、御社のコンサルタントから「どう解決しようか」というところをいろいろ提案して頂きました。
あとは、社内に人が増えてくると個人個人のスケジュールであるとか、あるいは社有車が何台かあるんですがその管理とか、備品の管理とか。今までは「あの人の机の中に入ってるよ」でやってこれたのがそうもいかなくなってきて、ツールを使った方がいいんじゃないかということもご提案頂きました。

― なるほど。いろんな課題や問題を一つ一つチェックして手当てしていく方法で提案させて頂いたんですね。
今、その課題に一つ一つ取り組んでいるところですが、それについての進捗はどう感じていますか?

進んでいる実感はありますよね。声掛けして割とすぐに現場に入って頂いて、その2ヶ月半後には先ほどお話したスケジュールの仕組みとして『サイボウズ』を導入して少しずつ慣れて来てますし。サーバーに関しても、社内ではなく『extorage』というオンラインファイルサーバーをご紹介頂いて、そこに入れ込みつつあるっていう状態でもありますし。

同時に社内の理解を得る必要性も

― では、しばらくは進捗が見えるような形で進めていくイメージでしょうかね。

御社のもう一人の担当の方が保守・運用を中心に見て頂いている(*1)のと、コンサルタントの方では販売管理システムを中心にもう少し拡張性のあるシステムにしましょうかという話も進みつつある状態ですね。

― 保守・運用担当は実際に手を動かす作業、コンサルタントは改善策を提案という形で、分担しながら平行して進んでいる状態ですね。

山本氏

“保守”については、今まではその感性がなかったので、何て言ったらいいんでしょう・・・壊れたら買ったところに電話する、というような感覚でやってきたんですね。どこに連絡したらいいのか、どう対応したらいいのかわからない。なので、メーカーを調べて連絡するぐらいの発想しかない。言ってみれば一般家庭と同じようなことをしていていたと。
全体を把握して何が原因なのか、どういうトラブルなのかを調べる窓口を持つのが初めてと言ってもいいので、まだまだ問題や課題はあったりするんですけど、誰に聞けばいいとかどこに話せばいいとか悩む前にとりあえず窓口に相談しようというようになってきたので、当人もそうですがこちらとしてもストレスが少なくなってきましたね。

― 安心を買って頂いているということになりますかね。ありがとうございます。
実際はご契約の3ヶ月前から既に何かしらの作業に入っていたと。

契約の3ヶ月前くらいからヒアリングをして頂いて、状況をお話しながら月2回(*2)の契約でスタートしています。

― 山本様と弊社コンサルタントの以前からの関係もあり、当初から弊社に依頼するつもりでいらっしゃったのでしょうか?

そうですよ。でも、僕は彼がどんな風に動いてくれるかも知ってるというのはあるんですけど、他の社員は知らないじゃないですか。なので、その人達にもヒアリングの場に入れて理解してもらってね。
今まではそういうもの自体があることを知らない。保守にしてもシステム作りにしても、何がいいとかどうすればいいとかを相談出来るっていう感覚がないわけですよ。どちらかというとパッケージで買ってそれを使うってことしか頭にないので、「この人達は何なんだろう?」っていうところから理解してもらわないといけないので。要は単なる物売りでしかないって思ってるわけです。「システム系の人=物を売る人」みたいな。

― システム系と言ってもメーカーさんなどは物ありきですからね。

そうなんです。メーカーのような感覚でいるのを少し変えたってことですかね。

― 少なからず効果も感じて頂いて実際に進んでいるということも分かって、私としても大変うれしいですね。

今後も頼れるパートナーであることに期待

― 今後は販売管理システムの構築を本格的に進めようとしているわけですけど、その先のイメージは既にあったりしますか?まずは現状に集中でしょうか?

コンサルタントの彼とはその先の話も少しはしています。いつでも経営サイドで見ていく、市場をタイムリーに反映させるようにしていきたい、ということは考えていますね。
あとは予算との絡みがあるので何とも言えない部分はありつつ、進めて行く中では「もう少しこうなるんじゃないか」「ここはこうしてほしい」という希望が多分ユーザー側から出てくると思うんです。販売管理システムに絡んだところかもしれないし、その他の部分かもしれない。その辺を少しずつ進歩させるようには考えたりしています。

― それを実現するにあたって、弊社のコンサルタント、保守運用担当、さらには弊社全体に何かリクエストはありますか?

リクエストと言うより、どちらかというと逆にいろいろ教えてもらってるというのが正直あります。
やっぱり、システムとは全然関係ないところで商売をしているので情報もないし、今はこういうことが出来るんだよ、こういうものがあるんだよ、その上で当社に合った部分はこういうところがあるのでこうした方がいいよとか、ホントに相談相手やパートナーとしてやってもらってる感覚でいます。

― なるほど。ではそのスタイルを継続して行ければ・・・

そうですね。人事・給与まわりや財務まわりは、単純にパッケージで買っていて、それも一部しか使っていなかったりするのでもったいない。とすれば販売管理システムへ誘導させて、実際の労働時間と申請を照らし合わせた検証も出来るでしょうし、もう少し何かできそうな気はしてるんですけどね。

― その時に、今の良いスタイルが継続できているといいですね。

良い相談相手でいてくれたらそれが一番嬉しいことですね。

― 業界が違うと一言でなかなか全部把握するのは難しいと思うことがあります。お互いに丁寧に説明し合って分かり合うという作業は必要ですね。

業界特有の商慣習があったりするので、販売管理システムと一口に言っても他業界では考えられない仕組みも取り入れていかないといけないところもあるんですよ。パッケージでは絶対無理とまでは言わないですけどユーザーにとっては使いにくいものになってしまうので。
今後、商慣習も多少変わっていくでしょうけど、その可能性もありつつそれに合わせたシステムの変更・改良というのも必要になってくるんじゃないかなぁとも思いますね。

― その方がビジネスを回しやすいっていうこともありますよね。

パッケージのカスタマイズの検討もしてもらったんですよ。ただ、要望を満たすというかある程度実現するためには難しくて、なので作った方が良さそうだという話になりましたね。

― 弊社のサービス「ナレッジリング」の話になりますが、標準で提供している機能だけでは業務効率化が図れないなどのご意見もたくさん頂くので、それもわかりますね。結果的にそのままご利用頂くケースもありますが、ビジネスにならないとなると意味がありませんからね。

ただ、そこはお互いにどこが一番いいのかを見つけるものという気がします。先ほどお話したようにウチの職人さん達は今はパソコンとか扱っていないわけですよ。でも、効率化を図りたい、もっと仕事が上手く回るようにしたいということを考えると、今現状の紙のやり方がホントにいいのかと言うと違う。一方で全部紙を無くしてしまうとそれはそれで抵抗感があったり。
僕らの仕事って図面が0.1ミリ単位なんですよ。

― 繊細ですねぇ。

図面から機械に落としてその機械が作るだけだったらいいんですけど手作業で組み合わせていくので、そうなると「紙じゃないと見えない」「画面見ながらなんて出来ない」ということがあったり。それをどれだけ一番いい部分を見つけていくかということじゃないかと。
だから1か0じゃないという気がしますけどね。

― あとは年代差とかもありますかね。

いわゆる高度成長を支えてきた人たちが抜けていって、多少パソコンも触ってきている世代の人たちが50代くらいですよね。ハードルが高いとは言っても携帯くらいはもう持ってますから、1クリック2クリックくらいで何かできるという状態を作り出せればいいですね。

― 引き続きそれらのお手伝いをさせて頂ければと思います。
今日は大変参考になりました。ありがとうございました。

(*1) エトワール様では月2回ご訪問のITSS(保守運用サービス)をご選択頂いています。

(*2) エトワール様では月2回ご訪問のITコンサルティングサービスをご選択頂いています。

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株式会社エトワール

所在地 本社 東京都豊島区要町1-17-13
設立 昭和47(1973)年10月
資本金 5000万円
事業内容 販売促進ディスプレイデザイン、アクリル加工・装飾、各種商業施設の内装
関連URL オフィシャルHP:http://www.etoile-td.jp/

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