Case study

事例紹介

Case study

事例

Slerとの契約を見直し、業務と運用を再整理。
リスタートはIT戦略の策定にありました。

ITコンサルティングシステム開発運用・保守

お客様の状況

パッケージで導入したシステムのカスタマイズによって、満足に動かないシステムになり通常業務の2重入力(既存のAccessのシステムやパッケージの両方に入力)や、作業の冗長化が起こり逆に業務量が増え、システムメンテナンスをしても根本的な解決は行われず場当たり的な対応で困っていた。
システム会社との契約上の問題もあり、根本的な解決は行われず費用だけが無駄に掛かっている印象でした。

当社をご利用いただいた経緯

弊社コンサルタントへの御相談という形でお話しを伺う。
(以前勤めていた企業でのシステムと比較しても問題があるとの事で、業界的にも経験のある弊社コンサルタントに依頼) 導入済みパッケージ(システム)の現状を見て(聞いて)打開策がないかの御相談という事から始まりました。

お客様とのご相談

まずは、状況をお聞きして実際にシステムをみてみないとアドバイスのしようもないので“営業”としてお話しを聞かせて頂きました。(勿論、無料です(笑))
担当の部長様と業務をされているご担当者様から、現状の不満が出るわ出るわで。色々とお話しをお聞きしていると非常に厄介な契約をしていた事も判明。
そもそも、契約上全ての納品物がまだ納められていないばかりか検収すらしていないのに入金してしまっていた事実も判明。
まずは契約の問題をキレイにしましょう!という事から始まりました。

ファーストステップ

ITコンサルティングするも何も、まずは契約関係をクリアにして、解決すべき問題は相手方にもしかるべき手段で調整する必要がありました。
そのため下記内容をシステム会社との交渉に入る様にアドバイスさせて頂きました。 (ちなみに、ここまでの期間(約3ヶ月)で2週間に一度ほどお邪魔させて頂きながら“営業”としてアドバイスさせて頂きました。(ここまでは無料です(笑))

  • 未だ検収できていないにも関わらず前金として支払った費用の返還
  • 未納になっている部分のアプリケーションの状況と解約について
  • 未検収、未納品アプリケーションの対応計画について

ITコンサルティング

(ここから有償になります(笑))
前段の問題が一応クリアになり、前向きな検討が始まります。が、やはり未納アプリもあり、未検収と言う事もありシステム的には問題が多々ありました。
そこで、アプローチとして3つの方法が考えられました。

1. 現状のアプリに改修を加え改善していく
2. 再度同様のシステムを構築していく
3. パッケージ製品で代替する

結論から行くと、様々な課題、問題点、投下費用を考慮した結果、“3.パッケージ製品で代替する”を選択しました。(正確にはパッケージをカスタマイズするになります。)

ちなみに、他の選択肢を排除した理由としては、“1.”は、お客様がシステム会社側と著作権を共有していた関係で我々側でも設計、プログラムを調査・分析できたのですが、ユーザービリティが著しく低くかったり、、全てを網羅しようとする余り膨大な量のデータを登録していかないといけない。それも今後、使うかどうかも分からないデータまで。(構想は良かったのですが客観的に見て現実的ではありませんでした)

“2.”については、弊社自身に業務と技術についてノウハウがあった為、スクラッチ(オーダーメイドの開発の事をさします)での開発でも、パッケージをカスタマイズ前提であれば、それに近い額でできる自信がありました。が、これを選択しませんでした。理由は実に簡単で、調査した製品の中にカスタイマズが必須だがその後に検討に上がるであろう、経理や会計システム、また報告書系の出力系機能への拡充が図れる事でした。

他にも、お話しを伺っていくと営業マンは外出が多い。スタッフは営業マンの外出先をしっかり把握できていない為、営業の担当顧客からのお問い合わせにすぐに対応できない、帰社時間をお伝えできない、などがよくあるとも言われていました。つまり、まだグループウェアは導入していない事も分かりました。 並行してグループウェアの導入を進めました。(これが一番効果あったのではないかと思います(笑)) 話しは前後してしまいますが、1年足らずで全ての問題を解決するには相応の投資が必要になる事をご説明しご納得頂き、まずは3ヶ年で計画的にシステム投資を行っていく事をご提案し、了承して頂きました。

最終的にITコンサルティングの成果物としては、

  • IT投資の3ヶ年計画案(3案)
  • システムリプレイスにおける比較検討資料
  • 選定サービスの御見積と概算スケジュール(パッケージ&カスタマイズ含む)

※約3ヶ月でサポートさせて頂きました。

システム開発

業務アプリには他社パッケージ製品を導入することになったので、弊社が全てを開発するということはなくなりました。 しかし、他社パッケージのカスタマイズの要件ヒアリング(Fit&Gap)を行なっている際に、業務で出力する帳票をどうするかが議論に上がりました。通常は、1つのアプリ内で全てを簡潔した方がよいのですが、費用的な問題もあり、帳票出力アプリを弊社で請け負う形になりました。 この帳票出力アプリは他社パッケージから出力されたExcelデータを元にデータを整形して帳票を作成する、という簡単なものでした。

納品までの期間は1ヶ月と短かったですが、この間に他社との調整などやり取りを何度か行い、基本設計、詳細設計を作成後に、開発・テストと作業を進めて行きました。 途中、何度かお客様からの要望や仕様変更、他社との再調整などがありましたが、期間内に全て完了しました。納品後は、特に問題もなくお使い頂いています。

運用・保守

前システムを提供していた会社が、業務アプリのメンテナンスと社内全般の保守を行なっているようでしたが、殆ど保守らしいことは行なっていないようでした。

今回の業務アプリケーションの導入の切替えと同時に、前保守の解約をすることになりました。 これに合わせてファイルサーバもリプレイスする運びとなり、ファイルサーバの構築を弊社が請負い、納品させて頂いた経緯もあり、月2回の訪問(一回の訪問時間は3時間)と月5回までの電話・メールで対応するオフラインサポートを行う保守・運用サービスをご提供させて頂くことになりました。

保守・運用の仕事では、主にファイルサーバや業務アプリケーションサーバの管理、社内ネットワークの管理、サーバ機器関連の業者との折衝、PCキッティング、アプリケーション各種のインストール、業務改善要望などをお伺いするコンサルティングなど幅広くサービスご提供しています。

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